MEW36の皆様へ、(2009年9月)

今娘のシカゴでの結婚式が無事終わり一息ついているところです。 

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娘とのバージンロードの行進は一度ハワイで長女の時に経験していたのであまり緊張しませんでしたが披露宴でのダンスは大変でした。披露宴で来賓の挨拶が終わるとダンスが始まります。最初は新郎新婦が踊りますがその次に新婦と花嫁の父が踊ります。はじめ娘に一緒に踊るのよと言われた時にはその他大勢の中でボックスを踊っていれば良いぐらいに考えていたのです。ところが結婚式の数日前シカゴに着いた日に映画「Shall we dance?」に出てくるようなダンス・スタデオに連れて行かれ一時間ルンバの特訓をさせられたのです。娘との結婚式でのダンスは大勢の来賓の見守る中広いフロアで踊らされたのです.一曲踊るのですがその時間の長く感じたことといったらありません。我々のダンスの後は来客のダンスが深夜まで続きました。 

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シカゴでの結婚式が終わってから飛行機でデトロイトに飛び(40分ほど)郊外にある娘が住んでいた家に行きシカゴの新居への引越しの準備を手伝いました。ここで面白い経験をしました。それは「Moving Sale」です。これは「Garage Sale」の一種ですが引越しに際して行うものを特にこのように引越しセールと呼んでいます。娘の住んでいたのは奥まった静かな路地でしたが家の前にいらなくなった物を適当な売値をつけて並べ「Moving Sale」と書いたボードをおいて置くとどこからともなく人々がやって来てこんな物までがと思われる物まで買って行くのです。ベッド、掃除機、電子レンジ等はともかくも雑誌や鞄、古いマッサージ器、机、植木鉢までも買って行きます。売値のまま買って行く人もいますが値切る人が多いです。引越しの前日から引越しの一時間前までの間に20点中17点も売れ大成功でした。大手の引越し業者に頼んだ引越し荷物はダンボール40箱とダブルベッド1、リビングルームの大きいカウチソファ1、書斎机1と自転車等で約18万円程でした。デトロイトからシカゴまでは約400kmです。どうでしょう日本より安いでしょうか高いでしょうか。さて我々は昨夜娘の車で4時間かけてシカゴまで戻って来ました。 

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東京は未だ暑そうですがシカゴはもう秋の感じです。今年は夏をスキップして秋になりそうだと言っています。デパートではもう冬物を売り出し始めました。昨夜はなんと摂氏5度にまで冷え込みました。今週は娘の新居での引越し荷物の整理を手伝い9月8日に日本に戻ります

シカゴだより(2):引越し料金18万円($1,800)は安くなかった []

前回のシカゴ便りでデトロイトからシカゴまでの引越し運送業者の運送費が18万円であったことをご報告しましたがこれには問題がありました。 最初に見積が10万円の業者が見つかり、そこに頼もうとしていたところシカゴの知人からそこは評判が良くないから止めた方が良いとの言われ他の業者を探すことにしたのです。インターネットで調べると多くの引越し業者が出ていて格付けも載っています。最終的にはA+の一社とA−の一社でした。A-の業者の見積金額は$1,400A+の業者の見積は$1,800でした。両者共土曜日ピックアップの翌日の日曜デリバーと言うのでAの業者に頼もうと言うことになったのですがA+の業者から電話が掛かってきて翌日デリバー出来る運転手の都合がつかないと言ってきました。そこでA-の方の業者(Infinityと言う大手)に頼むことになったのです。

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当日Infinityの大きなトラックがやってきました。大男が二人で作業を始めました。梱包は丁寧でやはり大手に頼んでよかったと思いました。 ところがダンボール箱の数が思ったより多くなり当初の見積金額$1,400を大幅にオーバーして前述の$1,800となったのです。ここで契約書のサインです。この時になって業者の担当者が「うちは信頼のある大手なので正直なことを言うが明日のデリバーは出来なくなった。明後日のデリバーで納得してくれ、ダメならわれわれはこのまま荷物をここに置いて引き上げる」と無茶なことを言い出したのです。今更引き上げられたらたまりません。一日遅れのデリバーでOKを出すしかありません。その夜我々は娘の車でシカゴへ戻ったのです。 

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シカゴへ戻って二日目いよいよ荷物が届くと思っていたところInfinity社から電話です。「今日の配達は難しくなった」です。「では何時配達できるのですか?」と聞くとよくわからないと言うのです。契約書には翌日配送と明記してあります。最初にコンタクトした業者の営業担当に抗議すると契約書の最後に最悪14日掛かることがありうると謳ってあると言います。良く見ると確かに契約書の隅に小さい文字でそのように書いてあるではありませんか。驚きです。 

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結局荷物が届いたのは5日目の木曜日です。ところが荷物を運んできたのはローカルの別会社のトラックです。着いたとたん運転手が先に金を払えと言います。既に全額払ってある由言っても、聞いていないの一点張りです。Infinityの担当者に電話してその場は何とか納めましたがとんでもない話です。しかも荷物を家に運び込んで最終チェックでダンボール箱3つが紛失していることが判ったのです。Infinity社に電話すると当該3箱は中継倉庫に残っているのが見つかったと言います。ついでの時に届けると言います。娘のジュエルボックスも入っているので心配ですが戻らない場合は訴えることも考え待つことにしました。二週間たった今も未だ届かないそうです。オポチュニティーロス(荷物到着の遅れで娘は仕事を休まねばならなかったこと等)を考えると18万円の引越費用は決して安くないと思いました。アメリカでも近距離の場合は同じトラックが引っ越し先まで運ぶので問題ないようですが400キロも離れていると日本の宅急便のように行き先別に荷物をまとめて積み替えて運ぶのでいろいろ問題が起こるようです。面白いのはいろいろと消費者の苦情が多いせいか苦情処理専門会社というのがあって電話するといろいろと苦情を聞いてくれます。 今回あまりにもひどいので交渉の結果Infinity者に$200値引きさせましたが、$200以上運送人へのチップで消えてしまったのです。

シカゴだより(3):がん告知と訴訟社会 [

娘婿となった医者の卵Edwardから面白い話を聞きましたのでご紹介しましょう。私の義兄と親友が受けた最近の癌手術の話をしたところアメリカでは必ず患者本人にがん告知をして最悪のケースを説明するのが当たり前であるとのことです。ここで面白いのは患者本人の承認がない限り他人には、家族(配偶を含め)にすら癌であることを告げられないのだそうです。 

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日本の場合はまず家族が告げられ患者本人には知らせるべきかどうか相談するのが当たり前のように思っていましたが、だいぶ様子が違います。又、最悪のケースを説明するのは間違っても訴えられないためだそうです。アメリカではちょっとしたことで医者は訴えられるそうです。たとえば分娩を担当した医者は生まれた子が17歳になるまでは訴える権利があるそうで何時訴えられるか戦々恐々としているそうです。独立した医者は常に訴訟を起こされた場合の対策費として莫大な経費が掛かっているそうです。 

.                                   もし2000万円ほどの収入ならその内5割の1000万円は訴訟対策費として必要とのことです。医療保険の件も大変らしいですね。果たしてオバマ大統領アメリカの医療保険改革が出来るでしょうか。訴訟問題と言えば3人に1人が弁護士とも言われるアメリカ、新薬が出れば「副作用で困っている人は薬品会社を訴えましょう。私がお助けします」と弁護士が広告を出しています。

娘の新居のあるHalsted St.はゲイとアルカポネの街と言っても良いところです。2.3ブロック北に歩くと道路のあちこちにモンゴルの寺院のマークのようなものが目に付きます。これはゲイを公認していると言うマークなのだそうです。良く見るとそれらしきカップルが、そこらじゅう歩いています。日本でも最近は性別の怪しげな芸能人が多く見られますが「ゲイのようだ」と言う言葉はセクシュアルハラスメントになるので使ってはいけないのだそうです。 

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又、南の方に1キロも歩けばその昔アルカポネが対抗ギャングを大虐殺したガソリンスタンド跡もありますし、カポネが常連であったCocktail LoungeGreen Mill」もあります。カポネが常に座っていた席も残っています。その椅子に座らせてもらってカクテルを一杯飲んできました。10ドルでした。

カポネの末裔は今でも麻薬取引をしているらしいです。