ジャンケンポン理論と信頼質量と絨毯爆撃方

1.ジャンケンポン理論

貴方の会社の社長(上司)のお孫さんの学校の先生があなたの親族(例えばお姉さん)であったとする。社長は孫にやさしい先生にはいつも感謝の気持ちでいる。この場合社長のあなたに対する感情は次の二つのケースの場合で全く異なったものとなる。

ケース1

貴方が通常の入社試験で採用され社長対一従業員の上下関係ができてから何かのきっかけであなたのお姉さんが社長のお孫さんの先生であることが知れた場合。既にあなたに対しては部下というイメージが定着してしまっているのでお姉さんによろしく頼むよと言った程度の感じで終わってしまう可能性が高いのです。

ケース2

社長が可愛がっている孫の運動会に行き先生に会ったとき「今度弟が社長の会社を受けるのでよろしくお願いします」と言われた後で入社試験にぱすして入社した場合。この場合は社長はあなたを大事な孫の先生の弟さんと言う目で見ることになります。実社会ではそんことあまり違いがないのではと思われるかもしれませんがそうではありません。ジャンケンで言うと社長がパー、あなたがグー、そしてお姉さんがチョキと考えると分かりやすいです。社長がグーであるあなたを見ればあなたのグーより強く、そしてそれより更に弱いチョキのお姉さんがいるわけですが、反対にパーの社長が始めにパーより強いチョキのお姉さんの方を見れば更にそれより強いグーのあなたがいるというわけです。実際の社会では最初にジャンケンのどちら周りで相手にアプローチできるかでその後の仕事のやりやすさが決まってきます。

途中からのジャンケンポンの方向転換

一度強弱関係が出来てしまっている状態でもジャンケンの方向転換をすることが可能な場合があります。それは相手があなたと同じ趣味を持っていてしかもその趣味においてはあなたの方がうまい場合などです。このいい例は映画「釣りバカ日記」のスズキ社長と平社員の浜ちゃんの関係です。スズキ社長はよき釣り仲間の浜ちゃんには一目置いていますね。